この記事では、7ヵ月の頃にようやく食べてくれたはじめての食材と、食べてくれない離乳食を続けていくうえで大切にしていた考え方を記していきます。
離乳食って、子どもが母乳やミルク以外のものを口にする成長の喜びでもあり、時にはママを思い悩ませる育児の試練でもあると思うんですよね。
- 食べない
- 食べすぎ
- アレルギー
この3つは、離乳食で特によく聞く「三大悩み」といってもいい気がしています。

食べなくても悩む。食べても、悩む。
私も、離乳食で日々悩み続けたママのひとり。私の悩みは【食べない】でした。
うちのムスメは、離乳食開始当時から「本当にまったく食べてくれない」タイプでした。
離乳食の本に『赤ちゃんの口にスプーンを近づけて、開いたタイミングで差し込みましょう』なーんて書いてあるんですが、いやいやいやいや、その口が開かない場合はどうすれば!?
大丈夫なのかな、このままでいいのかな…と悩みながら、嫌がるムスメの口にスプーンを無理やり差し込む日々…。
毎日チャレンジするも、まったく食べない。
一方、母乳は大好き。いつもゴクゴク、いい飲みっぷり。



ちなみに、うちの子は当時、体重大きめ赤ちゃんでした。
食べなくてもまだ気楽ではあったんですけどね。
そんなこんなで、気がつけば7ヵ月に。
それでも食べない日が続いていたのですが、ある日ついに、ムスメが口を開けて食べる食材がでてきました!
同じように悩むママに届けばうれしいです!
離乳食を食べない子が、ついに口を開けた食材!
これまで、何をあげても「プイッ!」っとそっぽを向いていたムスメ。
- おかゆ(あらゆる固さすべて)
- かぼちゃ
- さつまいも
- バナナ
赤ちゃんが食いついて食べるというものはすべて試し、すべて負けてきたというのに…


ベビーせんべいは食べるんかーーーーーい!!!
しかもイキナリ、つかみ食べかーーい!!



モグモグと口を動かすところを初めて見ました(涙)
㊗️🎉
— しおむすび🍙育休後に昇格ワーママ (@shiomusubi_en) December 13, 2019
離乳食開始から2ヵ月。
何をあげてもどう調理してもベビーフードに切り替えても
、頑として食べないムスメに頭を抱えていたのですが
ついに!
あーんと口を開け、咀嚼ッ!
_人人人人人人人人人_
> ベビーせんべい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
しかも…自ら掴み食べ…だと!?くっ…!
離乳食開始から2ヵ月強。ようやく一歩進んだ瞬間でした。
ちなみにその後、ベビーせんべいだけしか食べない日々が続くのは別の話なのですが…。
離乳食を食べない子に、試してきた食材一覧


ベビーせんべいにたどり着くまでの軌跡をば…。
離乳食を開始してから、子どもに食べさせてみた食材がこちらです。
(残してたメモと記憶を頼りに挙げてみました)
主食 | 10倍がゆ じゃがいも 米がゆ(和光堂) ベビーうどん |
ビタミン | かぼちゃ にんじん たまねぎ ブロッコリー とうもろこし(フレーク) ほうれん草(COOP) 5種の緑黄色野菜キューブ(COOP) 裏ごしさつまいも(和光堂) |
果物 | りんご みかん バナナ |
たんぱく質 | 絹とうふ しらす 裏ごしおさかな(和光堂) 白味魚(COOP) 枝豆 卵の黄身 |
ベビーフード | なめらかコーンドリア(キューピー) |
結果は、全敗。
米や野菜から手作りしても。市販のベビーフードを試してみても。自ら口を開けて食べる様子なんて一度も出会えませんでした。
多くの赤ちゃんが喜んで食べるというバナナもダメでした…。



バナナは最強だと聞いていたのに…
離乳食はイヤイヤ。おっぱいを差し出すとゴクゴク。
体重は、成長曲線の上部をキープ…(笑)



発育にはなんの問題もナシ。笑
母乳から栄養が摂れていればいいか…と思うようにしていました。が、内心では食べないことへの不安を抱えて過ごしてました。
まわりの赤ちゃんがみんな、何かしらの食材は食べると聞いていたのでなおさら焦っていましたね。
「野菜だけ食べないの」なんて、私からしたら羨ましすぎる悩みでした。
離乳食を食べない子の、食材への反応と変化
さらに記録がてら、ベビーせんべいにたどり着くまでに、子どもがどんな反応を示したかも紹介しますね!
離乳食開始(5〜6ヵ月頃)
5〜6ヵ月頃の離乳食への反応はというと
- スプーンを近づけても口を閉ざす。頑として開けない
- たまたま口に入ると、すごく嫌そう
- 口に入ったものをなかなか飲み込まない(時間をかけてようやく飲み込むか、でろーんと出しちゃう)



離乳食開始当初から、すべての食材でこの反応でした。
こうなると、私の離乳食へのモチベーションは地を這うところまで降下。
「どうせ食べないんだろ!?」開き直って、毎日ベビーフード。
キューピーのベビーフードを(ただでさえ少ないのに)スプーン1杯分ずつ冷凍。
毎日1つずつ解凍して使っていました。だって食べないんだもん。笑



廃棄も減るし、節約にもなるしね!泣
7ヵ月頃
はや2ヵ月
— しおむすび🍙育休後に昇格ワーママ (@shiomusubi_en) November 27, 2019
今朝も食べぬか
離乳食#心の川柳 #子育てあるある #子育てママ #子育て川柳
状況変わらず。笑
教科書には「そろそろ中期に差し掛かる頃」とあったのですが、



え?一口食べればマシ状態なんですが…。
初期の食材すら食べてないよ…
そんなこんなで、ずっと1回食のままにしていました。
けれど7ヵ月健診のタイミングで、小児科の先生から「食べなくても、2回食には進んだほうがいい」と言われ、しぶしぶ2回食を開始。
少し経ったあたりから、ちょっとだけ反応が変わりました。
- 食材をチラ見する(そして食べない)
- スプーンを近づけると手で押しのけるように(結局食べない)
結局拒否しちゃってますが、それでも、体を使った反応が見られるようになりました。
7ヵ月のある日に起きた変化
ある日のこと。いつものように(諦め半分で)スプーンを口へ運ぶと、ムスメがスプーンを手で掴みました。
そのまま様子を見ていると、スプーンの先を自分の口へ持っていき…


そのままぱくり。
自分で口に運んで食べた〜〜〜〜〜!!
もしかしたら、おもちゃを口に入れるのと同じように口に運んで、結果として食べた形になったのかもしれませんが、私が食べさせるよりも、明らかに拒否は見られず。
そこでハッと気がつきました。



こやつ、もしかして、自分で食べたい…?
そこで、自分で食べられそうなベビーせんべいを試してみたら、大成功だったわけです。
その後、ベビーせんべいしか食べなくなるんですけどね…(遠い目)
なかなか食べてないムスメを持つ私のズボラ離乳食の進め方
離乳食開始から2ヵ月。
悩んだり、人に相談したり、ひたすら調べたり…いろんな試行錯誤がありました。



子どもの「食べる」ことって、本当に悩みが尽きないです
でも私は、途中で3つの考え方に行き着いて、悩むことをやめました!
- 食べてくれる食材が見つかるまでベビーフードで割り切る
- 他の赤ちゃんと比べない・気にしない・焦らない
考え方を変えたら、気持ちがすっと楽になりました。
食べてくれる食材が見つかるまでベビーフードで割り切る
はじめのうちは、おかゆや野菜をせっせと裏ごししていたのですが、即やめました!だって食べないんだもん。
ベビーフードで割り切るメリット
- 離乳食準備にかかる時間が減った
- 食べなくてもショックを受けなくなった
- ストレスめっちゃ減った
ベビーフードに切り替えたことで、持ち続けた心構えがあります。
それは、
- 手間をかける = 愛 とは思わない!
- ベビーフードに後ろめたさを持たない!
ベビーフードに切り替えた時、最初は見えない相手からの視線と戦っていました。
ムスメは
— しおむすび🍙育休後に昇格ワーママ (@shiomusubi_en) December 17, 2019
【離乳食食べないマン】なので
(しかも現在進行形)
開始早々にベビーフードに舵を切ったのですが
スーパーでベビーフードを
カゴに入れてる時って
別に誰にも見られてないのに
妙〜な罪悪感があったり
人目を気にしてさっさとその場を去っちゃう…
この気持ちはなん〜だろう〜
「離乳食は手作りが当たり前」「手作りは愛に溢れてる」みたいな風潮・信仰に自分も呑まれていたんですよね。
でも、考え方を変えたことで、
どうせ今は食べないのなら、食べるまでの間、調理は楽をさせてもらおう。
その分、違うところで愛を注げばえぇじゃないか!
そう考えるようになりました。
(2)他の赤ちゃんと比べない・気にしない・焦らない
- 比べない
- 気にしない
- 焦らない
これは私の、非核三原則ならぬ「比較三原則」です。
ちっとも食べてくれないムスメを持つ私が
— しおむすび🍙育休後に昇格ワーママ (@shiomusubi_en) December 16, 2019
たどり着いた【離乳食の原則】です。
✅比べず
✅気にせず
✅焦らず
これを、非核三原則ならぬ
【比較三原則】といいます。
テストには出ません😜✨
児童センターで見かける同月齢の子、友人の赤ちゃん。
み〜んなおいしそうにいろんな食材を食べて、離乳食がどんどん進んでいました。



初めてそれを見たときは、焦りとショックを強く受けました。
でも、それって親視点でしかないんですよね。
育児書の通りに進まない、周りの子より遅れている、それで焦るのはいつだって親。
当の子どもは、個人のペースで確実に成長しているわけですしね。
自分の母親や保健師さんに相談した際に、かけてもらって助けられた言葉。
「どうせいつかは食べるんだから!」
たしかに、大人になってもおっぱいを飲んでいる子なんていないなって気がつきました。
自分の子どものペースを大事にしようと考えを改めました。



他の赤ちゃんを見ても「うちの子はうちの子」と考えることが大事だと気がつきましたよ
(3)楽して続ける。とにかく続ける。
小児科の先生に「離乳食は食事の練習」との言葉をもらってからは
1食の質よりも、食べた量よりも、「続ける」ことにいちばん重きを置こうと決めました!



続けるためには、ママ・子どもどっちも楽しいことが大事だなって!
食べなかったら「そういう気分の日もあるよね〜」でやめちゃう。
ベビーせんべいしか食べないなら、ベビーせんべいをご飯にしちゃっていい。
たまに「あっ食べさせるの忘れた」があっても気にしない。
おっぱいたっぷり飲んでもらって、また明日。
とにかく続けること。しんどくないように続けること。
これを一番大切にしました。
まとめ
離乳食を始めて2ヵ月経っても、ちっとも食べてくれなかったうちの子が
最初によく食べてくれたのは「ベビーせんべい」でした。
離乳食は、赤ちゃんごとに個人差が本当にあります。
ムスメは開始2ヵ月経って、ようやくベビーせんべいを食べてくれましたが、
その後、それ以外の食材は8ヵ月になった現在も変わらず食べてくれません…!



お粥には見向きもしません、、、
(同じお米やん)
でも、小児科の先生からもらった、「離乳食は食事の練習」という言葉の通り、練習なのだから、地道に少しずつ続けていけばよいのだと考えています。
いつかは食べる日が来る!!!!
赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて悩んでいるママがこの記事を読んでくれていたら。
おっぱいやミルクを飲んでたら大丈夫。栄養はそこから摂れています。
肩の力を抜きましょう!ゆっくりいきましょう!
離乳食は訓練だから。気にせず、楽に&楽しく続けましょ!
しおむすび(@shiomusubi_en)



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